2021.7.15

プレスリリース

フェンリル、同志社大学との産学連携で、人とAIの新しいバランスを生み出すシステムの共同研究を開始

デザインと技術のフェンリルは、同志社大学理工学部インテリジェント情報工学科 土屋誠司教授(人工知能工学研究センター長)とともに、人工知能技術(AI)を「人間のパートナー」として、あらゆるシステムの開発に取り入れることを目的に産学連携を締結しました。

共同研究の背景

「第三次人工知能ブーム」とも言われる昨今、経済社会における AIの活用は、これまでよりもさらに現実味を帯びてきました。多様な働き方の推進、人生100年時代における高齢者就労など、就業構造の変化においても、人工知能技術は「使えて当たり前の技術」であり、日本の将来に無くてはならないものとして位置付けられています。※

今回の産学連携では、デザインと技術を強みとするフェンリルと、識別系/予測系/会話系/実行系といったAIを総合的に研究する同志社大学が協力し、AIが「人間のパートナー」となれる未来を実現していきます。

※参考:平成30年 経済産業省「2050年までの経済社会の 構造変化と政策課題について」

共同研究の概要

人のアイディアや言葉、経験値を数量化してAIが統計処理を行い、より精度の高いロジカルな結果を生み出すシステムの開発を進めていきます。フェンリルと同志社大学が共同で取り組む意義として、ディープラーニングをはじめとするアルゴリズムの開発のみならず、人の発想や想いを変数として取り込み、選択判断や意思決定は機械ではなく人が決めるといった「人とAIのバランス」も重視したプロジェクトになっています。

今後の展望

デザインと技術によってユーザーにハピネスを届けてきたフェンリル、人間とAIの共存を掲げる同志社大学との産学連携により、双方の強みと専門性を生かした、新しいシステムの開発を目指します。また、特定の機能だけに特化した技術ではなく、あらゆる業種/業界、または教育/研究機関などにおいて、様々なバリュー・チェーン(価値連鎖)に貢献できるAIの創造と開発に尽力し、社会経済により良いインパクトをもたらしていきます。

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