株式会社島津ビジネスシステムズ

導入・運用が簡単なことにびっくり。
お天気情報のプッシュ配信に活用しています。

2017.10.19

株式会社島津ビジネスシステムズ様は、島津製作所の情報システム部が1999年に分社化して創設された企業です。グループの IT 関連事業の中核を担うとともに、気象関連事業にも注力されてきました。現在展開する天気・災害情報アプリ「お天気☆JAPAN」では、2017年4月から BoltzEngine を導入。約4万人のスマホ登録会員の方々に向けた、天気情報のリアルタイム・プッシュ通知に活用されています。

「お天気☆JAPAN」を運営する新事業部気象・防災グループの部長 奥山哲史様、グループリーダー 有本淳吾様、サブリーダー 朝田真理様に、BoltzEngine を導入したきっかけや、その効果について、お話を伺いました。

この度は、BoltzEngine をご活用いただきありがとうございます! まず初めに、「お天気☆JAPAN」について、どんなサービスか教えていただけますでしょうか?

奥山「お天気☆JAPAN」は、スマートフォン向けに総合天気予報・防災情報コンテンツを提供するサービスです。オリジナルキャラクターやイラストをふんだんに使い、お出かけ時の傘や服装選び、洗濯などに役立つのはもちろん、お天気関連の面白いコラムなども充実させて、毎日見て楽しめる天気予報を目指しています。

「お天気☆JAPAN」のもととなる事業がスタートしたのは、今から約20年前、ちょうど i-mode などが出始めたときにさかのぼります。その頃、島津本社内でベンチャー事業のアイディアが募集され、私が「モバイル端末向けにお天気情報を提供するサービスをやりたい」と提案したことからスタートしました。

朝田最初はガラケー(フィーチャーフォン)から始まり、現在は、スマートフォンとウェブサイトでサービスを展開しています。天気予報の他に、地震情報や津波情報など、災害に関する情報も配信をはじめました。

au の会員サービス「スマートパス」ではアプリの形で提供しており、そのアプリユーザー向けの情報配信に BoltzEngine を使用しています。

au スマートパス版「お天気☆JAPAN」アプリ

BoltzEngine を導入しようと決めたきっかけは何だったのでしょうか?

有本BoltzEngine のことを最初に知ったのは、2016年の WWDC(※)に参加したときのことでした。関西にある IT 関連企業の担当者同士が、連れ立ってレストランで食事をする日があり、たまたまフェンリルの方の隣りに座って雑談するなかで、「うちの BoltzEngine は、NHK の紅白歌合戦のアプリでもプッシュ通知に使われているんです」と聞いたんです。

ちょうどその頃、私たちの「お天気☆JAPAN」にもプッシュ通知を実装したいと考えていたのですが、自社で開発するのは、コスト面や導入スピード、高速配信や安定性といった面で、なかなか大変だろうなと感じていたときでした。

WWDC(Worldwide Developers Conference):Appleが技術者・開発者を主な対象とし、最新技術の説明を行うために開催しているイベント

タイミングがちょうど合ったんですね!

奥山はい、それを聞いてすぐ導入を検討しました。フェンリルさんの他にも、何社かのプッシュ通知サービスを調べたのですが、スペック、機能、そして価格的にもいちばん当社に合っていたことから BoltzEngine を選ばせていただきました。

他社のプッシュエンジンは従量課金制だったので、ユーザー数が増えるほどコストがかさみます。我々はこれからさらに会員を増やしていきたいのにそれは厳しい(笑)。その点、BoltzEnzine はライセンス契約で買い切り価格、さらに同一アプリであれば、1ライセンスで iOS と Android の両方に対応してもらえるのも、非常に助かってます。

私たちも BoltzEngine のような他社アプリ向けのサービスを販売するのは初めてだったので、価格についてはチャレンジしてみました(笑)。会員の方々には、どんな情報を配信しているのでしょうか?

朝田「お天気☆JAPAN」ではガラケー時代から、メールで天気予報や雨の接近情報を提供していましたが、やはり速報性に難があったので、それをプッシュ配信に切り替えています。配信数は、無料会員を含めた約25万人中、プッシュ通知希望者の4万人です。「◯◯市◯◯町付近に雨が接近!」、「地震発生【最大震度4】」といったように、会員の地域ごとにリアルタイムで情報配信するのにはぴったりですね。メールの時代は開封率が平均すると3~5%でしたが、BoltzEngine に切り替えてから、15%~20%と、数倍に開封率が向上しました。

そんなに効果がありましたか! 導入にあたって、難しかった点やトラブルなどはなかったでしょうか?

朝田導入は非常にスムーズでしたね。契約者向けのダウンロードページにアクセスして、わかりやすいマニュアルを見ながら、導入コマンドを上からそのまま実行するだけで、サクッとインストールできました。

通常、アプリの機能などを自社開発した場合、サーバー担当者と何回も打ち合わせをして、デバッグや端末条件などの検証をしなければなりません。しかし BoltzEngine はすべて検証済みなので、そうした手間が一切かからず、たいへん助かりました。

有本運用面でも、これまで使っていたメール配信の CSV のデータベースと親和性が高いので、すぐスムーズに使いこなせるようになりました。情報の送付先も、現在は CSV の送り先リストからチョイスするシンプルな運用をしていますが、API を使って複雑に指示することもできますし、発展性が高いと感じてます。

朝田使っていてわからないことが出てきても、フェンリルさんにメールで問い合わせれば、すぐに技術の方から適切なレスポンスを返してもらえるので、サポートの面でも大満足です。

そう聞いてとても嬉しいです! BoltzEngine のサポートはエンジン本体を作った人間も担当しているので、技術的に難しいご質問にも対応できるはずです。

奥山BoltzEngine を使うようになって、リアルタイムで瞬時に情報を配信できるようになったので、地震や台風などの災害情報を送った直後は、うちのサーバーにアクセスが集中して重くなるほどです(笑)。その対応を進めつつ、人気サービスである「アメミル」というアプリにも、BoltzEngine の導入をいま検討しているところになります。

有本「アメミル」はリアルタイムの雨降りの情報を、AR(※)の技術を用いて、スマホで見ることができるアプリです。最新の AR を用いて、雨雲と雨のアニメーションを、カメラの映像に合成して表示します。カメラの中心を雲に向けると雨量を表示し、1時間以内に雨が予想される場合、プッシュで通知します。基本料金無料ですので、App Store、Google Play で「アメミル」と検索して、ぜひ登録してみてください。

AR(Augmented Reality):拡張現実。人間から見た現実世界をコンピュータを用いて情報を付加・補足すること、および付加されて拡大した状況そのもののこと

おお、これがアメミルですか! 現実の世界と、AR で作られた雲のリアルな映像の融合が、非常に面白いですね。新しい天気予報のかたちの可能性を感じます。ところでお三方とも、名刺に「気象予報士」と書かれていますね。

奥山はい、うちのチームには天気予報のプロである気象予報士が5名いて、みなでサービスの企画・開発・運用・サポートまでを手がけています。

「天気のプロ」だからこそ思いつく視点で、お客様の役に立つサービスをこれからも開発し、その実際の運用や導入に関しては、BoltzEngine のような外部サービスの力を借りて、効率的に事業を展開していきたいと考えています。

ありがとうございます! これからも BoltzEngine に改善のご要望などがありましたら、お気軽にお知らせください!

企業情報

株式会社島津ビジネスシステムズ

事業内容

島津製作所・島津グループでの長年にわたる経験を活かしたシステムインテグレーション事業を中心に、経理業務受託事業や、ネットワークやセキュリティーのコンサルティング、ウェブアプリ開発、クラウド活用支援、データセンターなどのインターネット事業を展開。日本におけるモバイル通信の黎明期より気象関連事業をスタートし、現在は「お天気☆JAPAN」「アメミル」などのサービスをスマホユーザーを中心に提供する。

設立

1999年

URL

https://www.shimadzu.co.jp/sbs/

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