
スマートフォンアプリのデザインと開発で国内トップクラスの実績を軸にサービス強化
フェンリル株式会社(本社:大阪市、最高経営責任者:牧野兼史)は、デザイン経営とデジタル戦略を支援する新規事業部「BX(ビーエックス)」を設立しました。スマートフォンアプリのデザインと開発で国内トップクラスの実績を軸に、企業経営や
マーケティングの領域まで含めたワンストップのコンサルティングサービスを提供します(下図)。
新規事業部が発足した背景には、顧客企業のニーズの変化があります。10年間で400社600本に上るアプリのデザインと開発を手掛け、優れたUI(ユーザーインターフェース)/UX(ユーザー体験)/CX(顧客体験)/EX(従業員体験)を追求する過程で、「アプリだけでなくサービスそのものの設計をしてほしい」「コンサルティング会社では机上の空論になりがちなため、デザインや開発まで見据えたサービスを提供してほしい」「マーケティングや広告活動をトータルで支援してほしい」といった要望が次第に増えてきました。そこで、コンサルティング、ICT(情報通信技術)、クリエイティブの各分野に精通したプロフェッショナルを一堂に集め、首尾一貫したサービスを提供できる体制を整えました。
フェンリルBXの特長
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1.デザイン/開発を念頭に置いたコンサルティングサービスを提供
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2.新たなUX/CX/EX創出、デザイン経営導入、デジタル変革推進等の支援
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3.コンサルティング、ICT、クリエイティブという異なる専門性を融合
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4.プロフェッショナルパートナーとの協業によるシナジー創出
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5.社会課題の解決に向けたソーシャルデザインの取り組み
フェンリルCEO(最高経営責任者)の牧野兼史は次のように述べています。「私たちがアプリ開発に参入したのは2008年、国内でiPhoneが発売された直後のことです。それ以来、スマートフォン普及とアプリ市場拡大の一翼を担いながら、アプリが人々の生活や
社会に与えるインパクトの大きさを目の当たりにしてきました。その一方で、顧客ニーズはアプリ開発だけにとどまらないことを
肌で感じています。そこで参入10周年の節目を迎えた今年、さらに広範な分野でお客さまの業務を支援する部署の立ち上げを
決めました」。
フェンリルのパートナー エグゼクティブコンサルタントで、「BX」を率いる島内広史は次のように述べています。「企業経営の
本質は変わらないながらも、企業を取り巻く環境は大きく変化しています。その一例が『デザイン経営』の台頭です。ブランディングを
含む広義のクリエイティブが、企業経営に大きく関わり始めているのです。同様に、『IT』という呼称が『デジタル』へと変わるのに
伴い、技術の活用範囲が広がり、業務やサービスが高度化しています。私たちが強みを持つデザインと技術を基盤に、より大きな
価値をお客さまに提供するためには、ビジネスそのものを共同でデザイン・開発していく必要があると考えています。そのゴールに
向けた私たちの第一歩が、各専門家が垣根を超えて融合し、新しい企業形態と文化を創造することです。コンサルティング会社
でもなく、広告代理店でもないフェンリルだからこそ、新たな挑戦ができると確信しています」。
さらにBXは、Repro株式会社やtoBeマーケティング株式会社、エクスチュア株式会社など高度な専門性を有するパートナー企業や
優秀なコンサルタント、クリエイター、テクノロジストと協業し、MA(マーケティングオートメーション)やソーシャルリスニング、
統計解析、AI(人工知能)、RPA(ロボティクスプロセスオートメーション)等、幅広い分野のデジタル関連サービスをメニューに
加える予定です。「BX」はビジネス(B)と未知数(X)を掛け合わせた造語で、「未知なる仕事に、挑む」という決意が込められています。
売上高目標は2021年度に15億円とし、顧客企業と社会のデジタル変革の実現、社会課題の解決に貢献します。
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