実績:まめコミ | フェンリル

赤ちゃんとのすてきな暮らしを応援するアプリ

粉ミルクから各種ベビーフードや飲料、お母さんのためのサプリメント等を研究・開発・製造・販売している、雪印ビーンスターク株式会社。
同社が提供する”まめコミ”は、｢お得！｣｢便利！｣｢安心！｣を届ける無料会員サイトです。楽しい育児サポート情報と、専門の栄養士による育児相談窓口で、赤ちゃんとのすてきな暮らしを応援します。

2024年、この「まめコミ」を、より簡単に体験できるアプリを開発するプロジェクトが始動。フェンリルは開発とデザインを担当しました。

このアプリによって、これまでウェブサイトだった「まめコミ」をさらに手軽に利用できるようにしただけでなく、育児日記機能やシリアルナンバー読込み機能など、アプリだけの新機能も実装しました。

追加機能の提案ときめ細やかなサポート

ビーンスタークの商品に付いているシリアルシールには、16桁のシリアルナンバーが記載されています。これを専用ページで登録すると、シール1枚につき1ポイントを獲得。ポイントに応じて、プレゼントや抽選などに応募できるキャンペーンに参加可能です。
プロジェクトの開始当初は、主にこのシリアルナンバーをカメラで読み取る機能の実装のみを想定していました。プロジェクトの過程で、この機能に加えて「ユーザー視点の育児アプリ」という側面が必要ではないかと考えました。そうした観点から検討した結果、育児中の保護者の悩みやニーズに応える追加機能を提案しました。

提案に際しては、単に機能を列挙するのではなく、「これらの機能を実装することで、具体的にどのようなことが実現できるのか」「ユーザーにとってどのようなメリットがあるのか」といった点を明確に説明。さらに、実際の画面イメージを具現化した画像を初期段階で作成し、視覚的に分かりやすくすることで、雪印ビーンスタークさまに具体的な利用シーンを想像していただきやすくしました。

また、技術的な仕様は、専門用語を極力避けながらご説明。複雑な概念や処理の流れについては、イメージ画像や簡易的な説明図を併用することで、よりスムーズに内容を理解していただけるよう工夫しました。

また、アプリ開発に関する証明書の作成や、アプリストアへの申請を代行するなど、開発以外の業務についても積極的にサポートしました。お客さまが安心して開発を進められるよう、きめ細やかなフォローアップを心掛けて、サービス全体の開発を支援しました。

「思いやりのある優しいデザイン」でユーザー体験を考慮

まめコミアプリは、育児を温かくサポートし、ユーザーに安心と喜びをもたらすことを目指しています。そのため、「思いやりのある優しいデザイン」をコンセプトに設計しました。
ウェブサイトと統一感のあるビジュアルデザインを採用し、一貫性のあるユーザー体験を実現。雪印ビーンスタークのブランドが培ってきた信頼感を継承しつつ、スマートフォンでの視認性や操作性を考慮したシンプルで直感的に使えるデザインに仕上げました。

さらに、育児の日常に寄り添い、ユーザーである保護者さまが新たな視点を得られるよう、アプリにさまざまな工夫を凝らしています。例えば、育児記録機能では、忘れがちな項目をリマインドしたり、誕生日や記念日にはお祝いのメッセージを表示したりするといった、育児の喜びを感じられるような仕掛けを施しました。

ほかにも、マイページやホーム画面、育児記録等の機能を実装・拡充しました。

制作スタッフ

開発

曾進思、張仁東

デザイン

魏春翠、林麗陽

営業

池田正文

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