株式会社ポニーキャニオン

ポニキャン

アプリ1つでチケットの購入から発券、入場まで対応できる電子チケットアプリです。

チケット発券のデジタル化を実現

これまでチケットの販売には、印刷や抽選作業、発送などにかかる多大なコストのほか、配送業者によるチケット紛失のリスク回避やコロナ対応など、運営面の課題がありました。今回これらを解決すべく開発されたのが「ポニキャンアプリ」です。
フェンリルはアプリケーションのデザインと開発を担当しました。アプリのリリース後には、複数のイベントで電子チケットの発券や入場などにおける運用の省力化、効率化を実現。チケットに付いてくる特典グッズの受け渡しを管理する機能も追加するなど、アプリのアップデートも続けています。

紙チケットの良さを残しつつ、ユーザーの使い勝手にも配慮

ポニキャンアプリでは、電子チケットでもユーザーに喜んでいただけることを重要視。紙チケットで好評であったアーティスト・作品の画像が使われているビジュアルチケットをアプリでも実現しました。また、チケットを複数枚購入した場合、一緒にイベントに行く相手にアプリ内でチケットを渡すことができたり、これまでの参加イベントを振り返ることができるなど、ユーザーにとっても使いやすいアプリになるよう開発を進めました。

デザイナーの声

ファンの方に喜んでいただける配慮

掲載するアーティストや作品の画像の世界観を崩さないために、アプリのデザインはポニーキャニオンロゴと同じ黒赤ベースのシンプルなものとなるよう意識しました。色数を絞りつつも、操作がわかりやすく、目立たせたいポイントを強調できるように試行錯誤しました。
アプリならではの機能を追求する一方で、アナログの良さを残すUIを検討。紙チケットをファイリングしてコレクションするのと同じように、過去に参加したイベントのチケットを後で見返すことができるギャラリー画面を用意しました。

エンジニアの声

GPS / BLEを使用することでスムーズな入場処理を実現

ユーザーが快適に入場処理を済ませられるよう、GPSやBLEを使用して会場への接近情報を検知し、入場操作がより容易になるよう対応しました。また、電波の届かない会場であっても入場処理を可能にするためBLEからも入場通知を行い、電波状況に関係なく入場できるよう対応しました。
モバイルアプリということもあり、消費電力を抑えつつ上記要件を満たすため、GPSを活用したジオフェンス機能と、BLEによる近距離通信を採用しています。

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